パントテン酸は、ビタミンB5とも呼ばれ、約60兆個ある人間の細胞一つひとつに付いているエンジン(ミトコンドリア)を動かすために必要なガソリンを供給するビタミンです。従って、パントテン酸が少なくなるとエンジンの動きが悪くなり、細胞の機能が低下し体全体の活力が失われて行くことになります。
平成15年の国民・栄養調査では、20~30代の男女でパントテン酸の摂取すべき目安量を下回っているとの報告があり、食品やサプリメントでパントテン酸を補充する必要があります。
本来、ビタミンは、色々な食品に含まれているので、偏食をせず本来の食事をしていれば必要量は摂取できる成分ですが、近年の化学肥料による栽培や品種改良により、野菜に含まれるビタミンの量はかなり少なくなっており、現代の日本人の食生活では不足しているとされています。
また、ビタミンは、微量で生理作用を有するので、サプリメント等で補充する場合にも、栄養学的には色々なビタミンを少量ずつ摂取することが望ましいとされています。しかし、一部のビタミンでは、単独で摂取した場合に、栄養学的ではなく、薬理学的な作用が認められるものもあり、このようなビタミンの薬理学的な作用に着目して、ビタミンを多めに摂取し健康を維持しようとして考えられたのが、“メガビタミン健康法”です。
しかし、“メガビタミン健康法”は、ビタミンを管理された状況ではなく食品として自由に摂取するので、安全性が最優先され、使用するビタミンは体内に蓄積されにくい水溶性ビタミンで、かつ、食事摂取基準で許容上限摂取量が設定されていないビタミンである必要があります。以上の条件を揃えたビタミンには、パントテン酸とビタミンCがあります。ビタミンCは認知度が高く、多数のメーカーから商品が発売され、“メガビタミン健康法”が確立されています。しかし、もう一つのパントテン酸については認知度が低く、“メガビタミン健康法”が確立されていなかったため、弊社が啓蒙活動を始めました。
どのような効果があるかについては、医薬品としての情報が多いので本HPでは掲載しておりません。
詳細について知りたい方はn-kanpou@pega-net.comにてお問い合わせください。